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投資信託・ファンドを買うときに絶対チェックすべき項目とは?

投資信託 ファンド 専門用語 指標 チェック 見るべき項目 解説
投資信託買いたいけど、専門用語ばっかりだし、よくわからない数字がいっぱい並んでる…。どれ見ればいいの??

投資の第一歩として投資信託を買おう!と思い、金融機関のホームページにある投資信託のページを見に行くと、

よくわからない単語や数字ばっかりで、投資信託買う気失せた…

という人もいらっしゃるかもしれません。

 

そこで、FP・元銀行員が、

投資信託を買おうと思っているときに、絶対にチェックしてほしい項目をわかりやすく解説しました。

ぜひ参考にしていただき、目論見書も必ずチェックした上で投資信託を購入するようにしてください。

投資信託 ファンド 解説 詳しく 説明
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投資信託を買うときに絶対チェックすべき項目

運用方針

選んだ投資信託(ファンド)の運用方針について書いています。

  • どのような地域(国)に投資をするのか
  • どのような商品(株・債券・ETF・REIT…)に投資をするのか
  • どの程度の投資成果(儲け)を出そうとしているのか

こういったことがざっくりわかります。

商品分類

選んだファンドの属性・種類について書いています。

  • 投資対象地域(国)はどこか
  • 投資対象商品(株・債券・ETF・REIT)はどれか
  • 運用方針はどうなのか(インデックス型なのかアクティブ型なのか)

先ほど説明した運用方針を、明確に一言で表している項目です。

目論見書の最初の方に書いていることが多いです。

対象地域の一口メモ

  • 日本国内→身近な感じで投資できる
  • 新興国→ハイリスク・ハイリターンより
  • 先進国→ローリスク・ローリターンより
  • 複合型→全部ミックス

投資対象商品の一口メモ

  • 株・ETF(企業や株価指数に投資)→投資先地域の景気がいいときに強い
  • 債券(国に投資)→投資先地域の景気が悪いときに強い
  • REIT(不動産投資)→投資先地域の景気がいいときに強い(ハイリスク・ハイリターンより)
  • 複合型→全部ミックス

運用方針の一口メモ

  • インデックス型→日経平均株価やTOPIX、ダウ平均株価といった「株価指数」と同じ動きになるように投資する(ローリスク・ローリターンより。手数料安め。)
  • アクティブ型→「株価指数」よりももっと高い成果が出せるように運用する(ハイリスク・ハイリターンより。手数料高め。)

基準価格

ファンドの「株価」「値段」的な価格のことです。

あなたが選んだファンドを購入しようとした場合、購入価格はこの基準価格によって決まります

そして、この基準価格を見て、「金額指定(いくら投資するか)」または「口数指定(どファンドをどのくらいほしいか)」してファンドを購入します。一般的には金額指定で購入する人が多い気がします。わかりやすいですし。

結論としては、基準価格が低いときに買って、基準価格が上がったときに売れば「勝ち」です。儲けることができます。

  • 一般的にHPや資料に掲載されている基準価格は「1万口」です。
  • 全ファンドの基準価格は「10,000円(1万口あたり)」からスタートしています。
  • ファンドが分配(途中でお金がもらえること)したり人気が落ちたせいで後述の純資産総額や下がってくると、つられて基準価格も下がってくることが多いです。

金額指定で購入!計算例①

基準価格10,000円(1万口あたり)のAファンドを1万円分購入すると、「10,000口」手に入ります

Aファンドの現在の基準価格=10,000円(1万口あたり)→1円(1口あたり)

10,000円分買う

→ 10,000円(投資金額)÷1円(1口あたりの基準価格)=10,000口(購入口数)

※ 手数料・税金等は一切考慮しません

 

金額指定で購入!計算例②

計算例①の後、Aファンドの基準価格が30,000円(1万口あたり)に値上がりしたタイミングであなたが持っているAファンド10,000口をすべて売ると、「30,000円」手に入ります

Aファンドの現在の基準価格=30,000円(1万口あたり)→3円(1口あたり)

10,000口売る

→ 10,000口×3円(1口当たりの基準価格)=30,000円(手に入るお金)

※ 手数料・税金等は一切考慮しません

 

金額指定で購入!計算例③

計算例①と②の取引によって、あなたは2万円儲けることができました。よかったよかった。

30,000円(計算例②)-10,000円(計算例①)=20,000円

※ 手数料・税金等は一切考慮しません

純資産総額

ファンドの持っているお金や運用中の株、債券などの価格をすべて合計した金額のことです。

上手く運用ができていたり、人気があって投資家の人数や投資金額が大きくなれば、この純資産総額は高くなっていきます。

反対に、運用に失敗していたり、人気がなかったりすると、この純資産総額が下がっていきます。

要は、いい感じのファンドなのかどうなのかということがわかる数値です。

  • 分配(途中でお金がもらえること)や、人気が落ちたりして、この純資産総額が下がると、先述の基準価格も下がることが多いです。
  • 純資産総額が下がりすぎると、繰上償還ファンドの運用やーめた!→強制的に全部売られる→大損確定の可能性もありますので注意が必要です。繰上償還については各ファンドごとに条件が異なりますので目論見書を確認ください。

買付手数料

ファンドを購入するときにその都度かかる手数料のことです。

設定額はファンドによって異なりますが、0%〜4%(+消費税)ぐらい。

「ノーロード」というのは、この買付手数料が0%だということ。

特に積立投資(毎日・毎月など決まったタイミングで投資)しようと思っている人は、積立のたびに買付手数料が取られるので、なるべく買付手数料が安いファンドを選ぶのをおすすめします。

なお、インデックス型は買付手数料が安く(ノーロードも多い)、アクティブ型は買付手数料が高いことが多いです。

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信託報酬額

ファンドを持っていると毎日かかる手数料。手数料の中で最も注目すべき手数料です。

設定額はファンドによって異なりますが、0.1%〜3%(+消費税)ぐらい。

実際に毎日支払うわけではなくて、純資産総額に対して手数料分が引かれていきます。

特に積立投資や長期保有を考えている人は、保有期間が長ければ長いほど信託報酬額がチクチクと効いてきますので、なるべく信託報酬額が安いファンドを選ぶのをおすすめします。

なお、買付手数料同様にインデックス型は信託報酬額が安く(ノーロードも多い)、アクティブ型は信託報酬額が高いことが多いです。

信託財産留保額

いわゆる解約手数料のことです。

低ければ低いほうがいいです。

分配金受取方法

ファンドの決算時に、私たち投資家に対して還元されるお金(利益)をどのように扱うかということです。

  • 「分配金受取型」の場合は、実際にお金がもらえます。
  • 「再投資型」の場合は、もらえる分のお金を自動的に投資に回されます。

好みによりますが、私は「再投資型」を選択することをおすすめしています。

確かにもらえるという点では分配金受取型のほうが魅力的に感じるかもしれません。

しかし、私は投資は「長期積立投資」をすべきだと考えていますので、もらえるお金をすべて投資に回したほうが効果的であり、最終的にもらえるお金の量が多くなると考えています。(複利効果も入ってくる。)

短期的に利益がほしい人は分配金受取型、長い目で見たい人は再投資型を選ぶべきではないでしょうか。

分配金実績

過去どのくらいファンドからお金が配られたかということがわかる数値です。

この数値で、「あっ!このファンド高い分配金をしょっちゅう出してるじゃん!お得!買おう!」と思うのはやめておいたほうがいいです。

分配金を「お金が実際にもらえる」という釣り針にしているファンドがあると以前に聞いたことがあります。

分配金が支払われると基本的に純資産総額(+基準価格)が下がり、結果として運用の拡大や売却益を狙うことができなくなるので、長期的に見れば損になる可能性があります。

要は、しょっちゅう分配金を出していたり、高い分配金を出しているところは、長期的に見れば損する可能性が高い場合が多いということです。

さらに、特別分配金(私たちがファンドを買った(投資した)お金が返還される)を出してきたり、高い分配金を出していたファンドがいきなり分配金の額を減らしてきたりすると、「ああ運用が上手く行っていないんだな。危ないな。繰上償還されちゃうかも。」と思うのがベターかもしれません。

トータルリターン

6ヶ月とか1年とか3年とかいろいろ書かれているかと思いますが、その一定期間(6ヶ月なら6ヶ月前)にもしファンドを購入していれば、今現在どのくらい利益を上げているのかということがわかる数値です。(利益の過去実績)

短期保有しようと考えている人は直近のトータルリターンを、長期保有しようとしている人は長期のトータルリターンを参考に購入検討すべきです。

トータルリターン1年(%)=(今の基準価格+分配金等ー1年前の基準価格)÷1年前の基準価格×100

シャープレシオ

先ほど説明したトータルリターンから、無リスクな安全資産を引いて、リスク(価格変動幅)で割って算出される値です。

要は、ローリスク・ハイリターンなファンドかどうかという値です。

選んだファンドが本当にいいファンドかどうかを知りたい場合は、このシャープレシオの値を参考にすべきです。トータルリターンやリスクの値を見るよりも絶対にいいです。

シャープレシオの値が「1」を超えると、優秀(ローリスク・ハイリターン)なファンドであると言われています。

騰落率

トータルリターンとは異なり、単純に基準価格が一定の期間でどのくらい変動したかという数値です。

売却益(キャピタル益)を狙おうとする場合に参考になります。

償還日

ファンドの運用をやめる日のことです。

償還日が設定されているファンドを保有していると、この償還日に勝手にファンドが売られてしまいます。

なので、この償還日をチェックせずに長期保有を目的として償還日が設定されているファンドを購入した場合、自分が想像していなかったタイミングで売られてしまいます。基準価格によっては大損になる可能性もありますので注意が必要です。

最後に

ここまで、投資信託でチェックすべき項目について解説してきました。

次の記事では、投資信託を購入するにあたってオススメのネット証券会社を紹介しています。

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