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【書評レビュー】「20代で隠居」を読んで、人間どうにかなるんだなと感じた

【書評レビュー】20代で隠居 大原扁理 ミニマリスト ミニマリズム

こんにちは!ミニマリストまねいずです(﹡ˆᴗˆ﹡)

 

今回紹介するミニマリスト系書籍は、

大原扁理著「20代で隠居 〜週休5日の快適生活〜

こちらの1冊です!

「20代で隠居」一言まとめ

月7万円の収入もあれば、東京で一人暮らしできる。

「20代で隠居」重要ポイント

重要ポイント1:1ヶ月7万円もあれば生きていける

ここでいう7万円というのは、家賃や水道光熱費、食費はもちろん、医療費や税金、保険料や交際費などとにかく生活のすべてにかかるお金を含めた額です。

出典:大原扁理(2015)『20代で隠居生活』p32

著者の大原さんは、東京の多摩地区(西の方)で、月7万円で生一人暮らしをしているそうです。もちろん援助なしで。

 

…おい、誰だよ。

東京は物価が高いって言ってるやつは。

月7万円で生活できるなら十分じゃん。

 

私たちの一般的な感覚からいくと、東京ってめちゃくちゃ生活費高い!!ってイメージですが、家賃については都心から少し離れた地域で探せば安い物件がたくさんあるし、激安スーパーだってたくさんある。

個人的に、四国で暮らしていたときよりも東京のほうが食材は安いし、ガソリン代もめちゃくちゃ安い気がします。

もちろん都心に行けばあらゆる物価は跳ね上がりますが、東京の郊外でなら思っているよりも安く生活できそうです。

重要ポイント2:物を捨てると、自己承認欲求まで捨てられる

最近、服をごっそり断捨離してしまいました。(中略)「私はお金をかけずにおしゃれができるんだぞ」という気持ちの根本にあったのは、自己承認欲求でした。

出典:大原扁理(2015)『20代で隠居生活』p71

あらゆるミニマリズム系著者が「物の弊害」について語っていますが、大原さんも語っています。

物は、大抵の場合「自己アピール」のツールとして活用され、その根底にはくだらない自己承認欲求やプライドが転がっています。

そんな自己アピールのツールである物をごっそり捨ててしまうと、自己アピールする手段がなくなってしまいます。結果として「ああ、見栄はらなくていいや。」と自己承認欲求までも消え失せてしまうということを大原さんは語っています。

 

確かに、ファッションをブランド品で固めたり、対して使いもしないのにPCをMacbookにしてみたり、すごい人間なんだとアピールするために高級車を買ってみたり…

はっきり言って、こんなことやっても1円の価値にもなりませんよね。自己承認欲求ほどジャマなものはない。

重要ポイント3:健康が一番の節約

目先の安さに惑わされて悪いものを食べ続けて、結果病気になってしまったら、節約もあったもんじゃありません。

出典:大原扁理(2015)『20代で隠居生活』p102

過度にミニマリズム生活や節約に傾倒している人って、

「食事」をケチりがちですよね。

しかし、食事って一番ケチってはいけないところだと著者の大原さんと同じように私も考えています。

 

きちんとした栄養のある食事をとらないと、目先の節約はできるかもしれない。しかし、体調を崩して結局病院に行くこととなり、節約してきた以上のお金を支払わないといけなくなる。

他のことはいくらケチってもいいですが、食事だけはきちんと栄養のあるものを食べましょう。

 

…ジャンクフード?そんなん食べる暇あったら、フルーツか玄米かアボカド食え!

「20代で隠居」実践ポイント

実践ポイント1:やりたいことを引き算で考える

あれもできる、これもやりたい、などと足し算で考えていくと、本当にやりたいことがどれなのか、他のものにまぎれてどんどんわからなくなってくること、たまにないですか?そんなときは、消去法にして考えてみるといいかもしれません。

出典:大原扁理(2015)『20代で隠居生活』p142

私は新入社員のころ仕事で、

「ああ、あれもやらないといけない…。けど、○時までにこの書類も仕上げないといけないけど、来客がある…。ああ、お昼ごはんも食べてない…。えっ?この仕事やってなかったじゃーーん!!ヤバイヤバイ!!!」

とよくしっちゃかめっちゃかになっていました。

そこで、とにかく締め切りがあるものと、迷惑をかけるものから先にこなそう!他の仕事はやらない!!と決意し、業務を進めてみると、結構あっさり仕事を終えることができるようになりました。

 

この本のこの文章を読んで、このことをふと思い出しました。

そして、そのことを人生・生活レベルまで引き上げてみると、

今でも、「やらなくていいこと」を色々やっているような気がします。

 

体は一つしか無いし、時間も有限。

であれば、とにかく「今やらなくてもいいこと」は徹底してやらないようにすることで、人生・生活を身軽に送れるようになるかもしれません。

実践ポイント2:重曹を掃除・洗濯にフル活用する

著者の大原さんは、掃除・洗濯・食器洗いの全てに

重曹

を徹底的に使い込んでいます。

 

重曹って、私を含めて一般の人にはなかなか関わりがないもので、どうやって使うのすら分からないというのが最初の感想でした。

しかし、この本を読んでみて、「重曹は万能洗剤」と知ることができました。

私もこれから洗剤の代わりに重曹をがんがん使っていこうと思います。

まとめ

この本は、節約・ミニマリズム生活を追求すると、若いうちから隠居ができるということを知れるだけではなく、全編を通して著者の大原さんの優しく穏やかな人間性がのぞき見ることができます。

見栄をはることや物を持つこと、人間関係などに疲れてしまった人は、ぜひ一度読んでみてください!