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【書評レビュー】「清貧の思想」を読んで、古来のミニマリスト精神を学ぼう

【書評レビュー】清貧の思想 ミニマリスト ミニマリズム

こんにちは!ミニマリストまねいずです(﹡ˆᴗˆ﹡)

 

今回紹介するミニマリスト系書籍は、

中野孝次著「清貧の思想」

こちらの1冊です!

「清貧の思想」一言まとめ

日本古来のミニマリストの生き方・思想を踏まえて、大量消費・大量生産な現代社会に対して警鐘を鳴らすもの。

「清貧の思想」重要ポイント

重要ポイント1:所有欲は増大し続けてしまうものと考えろ

富貴への願望、所有への欲望が旺んであればあるほど、人は財の増大が唯一の徳であるかのような錯覚に陥って、所有の上にも所有を欲し、そのためにはいかなる非人間的な所業をもあえて行うようになります。われわれは最近も、一九八〇年代のいわゆるバブル経済の繁栄の中でそういう欲望の奴隷になった連中を多く見たばかりです。

出典:中野孝次(1996)著『清貧の思想』p165

私たちの欲望の1つに「所有欲」があります。

そして、その所有欲を1度満たすと、さらにレベルアップした所有欲がやってきます。

 

車で例えるなら・・・

中古の軽自動車 → 新車の軽自動車 → 高級車

という具合に、だんだんステップアップしていきます。

 

また、家の広さで例えると・・・

ワンルームアパート → 1LDKアパート → 一軒家

こんな具合です。

 

つまり、私たちの所有欲は一瞬しか満たされず、その次にやってくる所有欲はレベルアップしたもの。所有欲に終わりはないということです。

であれば、始めから所有欲を満たそうとしないほうがマシ。

といった結論です。

重要ポイント2:身・心をあえて貧しくすることの大切さ

「貧しくあること」を重要なモメントとして、身も心も貧しくあることを通じてこの生の感覚が最も鋭く、最も生き生きと感得される。所有物や知識、学識にとらわれていてはそれを感じることはできない

出典:中野孝次(1996)著『清貧の思想』p208

まず、「身も貧しく」については、

物をたくさん持つと、その物のありがたさを感じにくくなる。

例えば、あなたが車を買ったとしましょう。

それまで歩いて移動していた道を、わざわざ歩くこと無く移動することができる。

当然、最初はめちゃくちゃうれしいですよね!だって疲れないし、早いし。

でも次第に、「車で移動する」ということが日常となり、それまで徒歩で移動していた際に感じていた「疲れ」「外の空気」「四季の変化」といった生命活動を感じにくくなる。

人間も生き物です。であれば、自然を感じたりすることは大切。

 

また、「心も貧しく」については、少し言い方は悪いかもしれませんが、

都内の有名大学を卒業して有名企業に入社するも激務に追われている人よりも、地元に残って安月給ながらものんびり家族と過ごしている元ヤンキーのほうが、幸せそうに見える場合が多い。

多くのことを考えたり、多くのことに追われている人よりも、少しバカな人のほうが人生を幸せにおくれるかもしれません。

といった感じです。

「清貧の思想」実践ポイント

実践ポイント1:「常識」を疑うようにしよう

実際、兼好のすすめるとおり一度「諸縁を放下」して、とらわれぬ目でまわりと自分とのしていることを根本から検討してみれば、世間できまりとされていることのいかに多くが狂っているかに気づかされるはずである。

出典:中野孝次(1996)著『清貧の思想』p245

「常識」「普通」「一般的」「当たり前」

こういった言葉に、みなさん弱いですよね。

しかし、この大多数(マジョリティ)の意見って結構間違っていることが多いです。

 

例えば、私がよく耳にする

「田舎は車を1人1台所有しないと生きていけない」

という言葉。

 

…えっ?あたりまえじゃん?

こう思った人、マジでヤバイですよ。

 

確かに車はあれば便利です。

しかし、極端な田舎でない限り、バスやタクシーはありますし自転車だってある。

にもかかわらず、周りの意見に流されて、車が無いと生活できないと思い込んでいる人があまりにも多すぎる。

実際、私も田舎に住んでいた時に車を処分し、バスや自転車を駆使してなに不自由無く生活していました。が、周囲の人からは奇人・変人扱いを受けてました…

 

このように、世間一般で「常識」と思われていることをそのまま鵜呑みにするのではなく、まずは自分の頭で考え、ジャッジを下すべきだと考えました。でないといつまでたっても搾取されっぱなしになるからね。

最後に

なにもない「貧しい」状態のほうが、より多くの幸せを感じられる。

そして、世間で当たり前だと思われていることに対して疑問を持つようにする。

 

みなさんもミニマリストになって、気軽で幸せな人生を送りましょう!